Phenom II X4 955BE

CPUの力不足を感じてきたのでPhenom II X4 955BEに換装しました。

買い換えるにあたって、1090Tとか1055Tとか955 95W版も候補に入っていました。しかし、1090TはBIOS非対応、1055Tは1090Tとの値段差が少なくなってきて微妙な製品に、955 95W版は955BEの電圧を調整すれば同等のレベルまで消費電力を下げられると思い955BEの購入を決定しました。

これで今のパソコン構成は以下のようになりました。

  • CPU:AMD Phenom II X4 955 Black Edition(旧構成:5050e)
  • M/B:GIGABYTE GA-M720-US3
  • メモリ:512MB×2+1GB×2
  • VGA:HIS H467QS512P
  • HDD:3台
  • 光学ドライブ:DVR-216DBK
  • 電源:ENERMAX MODU82+ EMD525AWT
  • CPUクーラー:サイズ 忍者プラス
  • ケース:NZXT TEMPEST(ファン×6)
  • ファンコン:KAZE MASTER 5.25インチ版
  • その他:ONKYO SE-90PCI

ベンチマーク結果は言わずもがななので、ワットメータ付き電源タップで計測した消費電力の変化を調査。結果は以下のようになりました。

旧構成(5050e)→新構成(955BE) 共にCoon’n’Quitはオン

  • アイドル:63W→85W
  • 過負荷:128W→214W(CrystalMark 2004R3を走らせて最も高いとき)

アイドル状態ではそんなでも無いですが、負荷をかけると結構消費電力が高くなってしまいますね。しかしそこはBlack Edition。K10statと言う名のクロック倍率や電圧を変更するツールを使って消費電力を削減に挑戦してみます。今回はオーバークロックはせずに電圧の調整だけ。いろいろなサイトで調べてみた結果、3200MHz-1.200V、800MHz-0.800Vの設定が鉄板っぽいです。どちらもprime95と言う名の負荷ソフトで3時間以上走らせても問題ありませんでした。当たり前ですが、K10statの使用は自己責任です。結果は以下のようになりました。

  • アイドル:85W→82W
  • 過負荷:214W→182W(CrystalMark 2004R3を走らせて最も高いとき)

負荷時に32Wの消費電力削減に成功。core温度も71度→63度に低下しました。設定を煮つめればもっと下げられるでしょうが、これでも大満足の結果です。

さてさて、1つパーツを交換すると他のパーツも新しくしたくなる罠。次に換えるとしたらSSDを買いたいところだけど、まだまだ新しい分野で新製品の話もあるので買い時が難しい。